トンネル内ではヘッドライトの点灯を忘れずに

 夏の行楽シーズンをむかえ、マイカーなどで遠出をする人も多いかと思います。
 そこで守って欲しいのが、トンネル内でのヘッドライト点灯です。
 とくに、高速道路ではトンネル内の照明が明るいため、無灯火のままやスモールライトで走行している人がいます。これは、本当は危険な行為なのに、その危険性に気づいていないことに問題があります。


 トンネル内でライトを点灯するのは、自分の視界を確保するというよりも、自車の存在を他車に知らしめるために必要と考えておきましょう。
 トンネル内は、明るそうに見えても意外と暗いため、スピード感や距離感が正確に把握できません。スピードの遅い前車にアッという間に近づいて急ブレーキを踏んだり、追突しそうになったことは、多くの人が経験していると思います。ですから、ヘッドライトを点灯して、自車をできるだけ目立たせておかなければ ならないのです。
 トンネル内が明るいからと、ライトを点けないで走行するのは、本当に自分勝手な考え方ということを認識してください。

 

  ただし、ライトはヘッドライトを点けるようにしてください。スモールライトだけだと、他車の前を走行している場合はテールランプが点灯するので目立ちますが、他車の後ろを走行する場合には車幅灯のみしか点灯していないので、前車からは自車が非常に見にくくなります。

(2010.7.22更新)

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