台風の接近や気圧の変化が頻繁となり、雨の降る日が増えてきました。
運転にとって、雨は大敵です。スリップしやすくなり、視界も悪化します。
第一の防衛策は、スピードを落とすこと。滑りやすさに対処するとともに、安全確認などをする余裕を増やすことにつながりますが、第2の防衛策として、ぜひライトの点灯をおすすめします。
皆さんの中で、「雨が降ったら迷わずライトを点ける」という人は何人ぐらいいるでしょうか?「雨が降っても、昼間なら十分明るいのに、ライトまでは……」と考える人もいるようで、雨が降っても全部の車が点灯することはありません。
しかし、雨の日、見通しの悪い交差点でカーブミラーを見たり、高速道路に流入するときなど、相手のライト点灯をありがたいと感じることが多いのではないでしょうか。
カーブミラーが濡れていたり、サイドミラーが水滴で見えにくくても、ライトの光はよく反射するので、危険に気づくことができるのです。
また、歩行者や自転車に乗る人にとっても、ライトをつけた車は遠くから接近がわかり、ありがたいものです。
路面が明るく見えるからといって、ライトが必要ないという訳ではありません。雨が降り始めたら、自分自身を周りから見落とされないために、早めのライトオンが重要です。
(2011年9月12日更新)
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