さる5月14日、首都高速5号池袋線で、大型トラックを運転中に乗用車など6台に追突する事故が発生しました。
報道によると、追突したトラックの運転者は「ぶつかった時、意識はなかった」、「風邪をひいていて風邪薬を飲んでいた」等と話しているようです。
ここで注意したいのが、服用した薬が及ぼす運転への悪影響です。
道路交通法第66条では、「過労運転等の禁止」として、薬物等の影響により、正常な運転ができないおそれのある状態で車両等を運転してはならないとされています。
今回の事故をはじめ、過去にも風邪薬の影響による交通事故はたびたび発生しています。
「自分は大丈夫」などという甘い考えは止め、市販薬でも副作用の確認は怠らないようにするとともに、運転をしない旨や睡眠作用がある旨の記述がある薬を服用したときは、運転をしないようにしましょう。
(シンク出版株式会社 2024.5.17更新)
運転の基本に立ち返ることで、構内事故やバック事故をゼロにするための指導者向けの実技講習ノートです。
本書は実技中心の構成となっており、その一部を紹介しますと、バスのサイズや死角の範囲を運転者に予測してもらい、ノートに記載してもらいます。その後、メジャーなどを使用して正しく測定し、予測との違いを確認してもらい、曖昧だった車両感覚を明確にしてバック時の不安をなくすことを目的としています。
また、講習方法は本文に記載されているQRコードを読み取っていただければ、講習内容を動画で確認できますので、どなたでもバスの事故防止講習を実施することができます。