前方不注視や信号無視、一時不停止…こうした交通ルール違反や無謀な運転による痛ましい自転車事故が後を絶ちません。
「いつも大丈夫だから」「自転車で人が死ぬわけがない」という思い込みが事故につながります。この作品は、ある女子大学生が自転車で死亡事故を起こしたことにより、順風満帆だった人生が一変してしまう様子を描き、事故の悲惨さと自転車も乗り方を誤れば凶器になり得ることを強く訴える作品です。
制作:教配
推薦:一般財団法人全日本交通安全協会
協力:亜細亜大学
カラー21分
大学4年生の美咲は一流企業に内定が決まり、順風満帆な人生を歩んでいた。両親や友人から祝福され、小さいころお世話になった春子さんからもお祝いが届く。
そんな折、美咲の母のもとに春子の娘、純子が訪ねてきた。純子は美咲が自転車で乱暴な運転をしていることを美咲の母に告げるが、美咲は「自転車で人が死ぬわけがない」といって取り合わない。
内定先の会社からの帰り、美咲は自転車に乗りながらスマホの操作に夢中になっていた。次の瞬間歩行者に気づくのが遅れ、衝突してしまう。慌てて歩行者に駆け寄ると、それはお祝いを届けてくれた春子さんだった。その夜、春子さんは病院で亡くなった。
この死亡事故で美咲は在宅起訴となり、大学は退学処分となった。美咲は人を殺してしまった罪の大きさに苦悩する。美咲の輝かしい未来はあの一瞬の過ちによって、永遠に失われてしまった。
1・自転車は軽車両「車の仲間」
・車道走行が減速、歩道走行は例外
・車道は左側を通行
2・歩行者優先を第一に
・歩道は歩行者優先で、車道寄りを徐行 など
3・守ってほしいこと
・前方や周囲の状況を確認
・夜間はライトを点灯
・交差点での一時停止と安全確認
・飲酒運転、二人乗り、並進の禁止
・スマートフォンや携帯電話を使いながらの運転は禁止 など
◆コード 6141
◆仕様 DVD
◆価格 66,000円(本体60,000円+税・送料弊社負担)
◆制作年 2019年
◆制作 教配