車の運転で最も需要なことは、「安全に運転する」ということです。そのためには、様々な交通場面において、「どのような危険があるのか」「次に何が起こるのか」「対歩行者、対自転車は、どのような行動をとるのか」といった危険要因を予測し、的確に回避することが必要です。
推薦:全日本交通安全協会
制作:映学社
カラー約20分
交通事故は、ドライバーのちょっとした緊張感の緩みや、集中力の欠如によって起こることが少なくない。
ドライバーは交通法規の遵守はもちろん、歩行者・自転車などの予期しない行動や、いわゆる死角と呼ばれるドライバーからは見えない部分からの突発的な危険にも対処することができるよう、十分な注意力が必要である。
目の前の交通状況から「かもしれない」と予測する危険回避のための注意力、それが危険予測といえる。
住宅街の道路では、建物や電柱、樹木などが死角となって、思わぬ危険と遭遇することが考えられる。
住宅街で起こり得る3つの事例を紹介し、それぞれの状況で予測される危険要因を示していく。また、子供と高齢者の特性についても説明し、その動静には細心の注意を払うよう訴える。
さらに、薄暮時や夜間の運転で心がけるべきことを示す。
信号機のない交差点では、出会い頭の事故が非常に起きやすい。進行するか停止するかの判断をドライバー自身で行う必要があり、信号機のある交差点と比べて安全確認の対象が多くなる。
交差点に潜む危険を予測し、慎重かつ徹底した安全確認を行うことが、事故防止上、極めて大切となる。
信号機のない交差点での事故を防ぐポイントを「一時停止の標識がある場合・ない場合」「交差点内で相手車両が道を譲ってくれた場合」「先行車が死角となる場合」のそれぞれの事例で解説する。
信号機のある交差点で、右折する場合と左折する場合の事故事例を紹介し、事故原因と安全確認のポイントを解説する。
交通事故を防止するために重要なのは、常に変化する交通状況の中で注意力を高め、十分な安全確認と適切な運転操作を行うことである。
それはドライバーにとって、安全運転のための条件とも言えるのだ。
◆コード 6109
◆仕様 DVD(字幕選択式)
◆価格 71,500円(本体65,000円+税・送料弊社負担)
◆制作年 2018年
◆制作 株式会社映学社