平成24年の関越自動車道におけるバス事故を契機として、自動車運送事業者への監査・処分方針が厳しくなり、事業存続のためには真摯な対策が必要となっています。
本書は、厳しい刑事処分や行政処分を受けた事例を中心に、貨物運送事業所の危機管理のポイントをイラストと図解を中心にして解説した、経営者や管理者向けのリスクマネジメント参考書です。
また、ずさんな労務管理のためにトラブルとになった事例やそこから学ぶべき改善策、チェックリスト、参考資料などを収録しており、運行管理や労務管理の見直し、危機管理対策の構築に役立ちます。
巻末資料には、平成25年10月より厳しくなった貨物運送事業者に対する監査方針・行政処分基準の改正ポイントについても詳しく紹介しています。
【はじめに】 危機管理意識を高めて会社を守りましょう
【第1章──運行管理編】会社を守るリスク管理のポイント
・長時間運転、長時間労働を見直そう
・点呼の重要性を自覚しよう
・過積載の危険を再認識しよう
・運転免許証の管理を徹底しよう
・運転者の健康管理を徹底しよう
■参考資料/改善基準告示の概要
【第2章──労務管理編】労使間トラブルを防ぐリスク管理のポイント
・賃金体系のリスクを知ろう
・時間外労働の協定に関するリスクにも注意
・検討すべき求償のリスク
【第3章──資料編】監査方針・行政処分基準改正のポイント
・適正化事業実施機関の巡回指導で悪質な違反は運輸支局へ速報
・監査方針・行政処分基準
・行政処分の点数制度
◆コード | 1024 |
◆仕 様 | A4判/56ページ/カラー刷 |
◆価 格 | 1,540円(税込・送料実費) |
◆価格説明 |
・団体様のお申込みなど、多部数のご購入の際には別途お見積りいたします。 ・50部以上のお申し込みで、送料を弊社が負担いたします(1箇所、一括に限る) |
◆発 刊 | 2014年3月 |
貨物運送事業者の指導監督指針に基づく教育については、「運行管理者のためのドライバー教育ツール」を参照してください。
「指導及び監督の指針」に基づいた11項目にそって、ドライバー教育を実施することができるイラスト中心の教材です。すぐに現場で使用できるほか、乗務員指導記録用紙も添付されています。