交通事故は年々減少傾向にあり、技術の進歩とともにクルマの安全性能は日々進化しています。
しかし、どんな時代でもハンドルを握るドライバーの責任は変わりません。
一歩間違えれば、自分のクルマがかけがえのない命を奪う凶器になってしまいます。そして、被害者や当事者だけでなく、その家族や周囲の人々の人生をも狂わせてしまうのです。
本作品では、悲惨な交通事故を2例取り上げ、事故を起こしたドライバーが負う4つの責任(刑事・行政・民事・社会的)を紹介し、また交通事故の遺族の取材を通じて、事故の恐ろしさと、かけがえのない命の重さを訴えます。
制作:斉藤プロダクション
推薦:一般財団法人全日本交通安全協会
協力:NPO法人いのちのミュージアム、グリーフサポートやまぐち、岐阜交通遺族の会ほか
カラー20分
滋賀県大津市で起きた、あまりにも悲惨な事故。ドライバーの安全確認の不徹底が取り返しのつかない事故につながってしまった。
他人を巻き込み重大な結果を招きかねない交通事故。うっかりや、ぼんやりでは済まされない。
事故を起こしたドライバーに生じる3つの法的責任(刑事・行政・民事)に加え、社会的責任について解説。
また、過失運転致死傷罪と危険運転致死傷罪の2条と3条についても紹介する。
「ながらスマホ」事故により、帰らぬ人となったTさんは、成人式を終えたばかりの20歳だった。
ご両親は事故について、「最初から前を見ておけば起きなかった」と無念の思いを語る。また「ながらスマホ」の危険性を検証し「携帯電話使用等に関する罰則・違反点数・反則金」についても紹介する。
交通安全の研修会で講演をする山根和子さんは4歳の娘さんを事故で亡くした。
山根さんも一人のドライバーとして、娘の事故から多くの事を学んだという。
◆コード 6145
◆仕様 DVD
◆価格 77,000円(本体70,000円+税・送料弊社負担)
◆制作年 2020年
◆制作 斉藤プロダクション