本作品は、ドライブレコーダーが捉えた飲酒運転による死亡事故の映像を紹介しており、被害者の遺族の証言、また交通刑務所に収監されている受刑者の生の声も収録しています。
被害者、加害者をはじめとした多くの人を巻き込む飲酒運転事故の恐ろしさ、悲惨さを描いた教育用ビデオです。
推薦:(一財)全日本交通安全協会
協力:市原刑務所
制作:株式会社映学社
カラー25分
この作品では、交通刑務所の受刑者の生の声を通して事故の原因を探るとともに、飲酒運転によって引き起こされた交通事故が、加害者・被害者はもとより、その家族や周りの人たちまでも巻き込み、いかに多くの人たちを悲しませ、苦しませているかを描く事によって、飲酒運転による事故の恐ろしさ、悲惨さを訴えるものです。
◆ドライブレコーダーが捉えた事故の瞬間
兵庫県尼崎市で起きた飲酒運転死亡事故。衝突されたタクシーのドライブレコーダーに残る映像には、センターラインの超え、対向車線に突っ込んでくる加害者の車が映しだされている。
この事故で亡くなったタクシー運転手の遺族から、事故の様子と現在の心境を聞かせてもらう。加害者は仕事帰りに酒を飲み、飲酒運転を繰り返しており、懲役23年の判決が下った。
◆市原刑務所での受刑者インタビュー
忘年会帰りに仮眠後死亡事故を起こした会社員、休憩中に缶酎ハイを飲んだトラックドライバーなど、数名の受刑者のインタビューや、事故の再現映像を通して、改めて飲酒運転事故の悲惨さ、罪の深さが浮き彫りとなる。
◆遺族たちの癒えぬ心の傷跡
悪質な飲酒運転事故で亡くなった被害者の両親の胸中とは
◆飲酒運転根絶を目指して
ある受刑者はこう振り返った
「自分がやってしまったことというのは、交通事故ではない、と刑務所に入ってから気がついた。飲酒をして車を運転すること自体が人殺しと何ら変わらない犯罪だと・・・」
◆コード 6029
◆仕様 DVD(字幕選択式)
◆価格 77,000円(本体70,000円+税/送料弊社負担)
◆制作年 2008年
◆制作 株式会社映学社