近年は、地球温暖化などによる異常気象により、豪雨や強風・突風、猛暑、豪雪などによる災害が頻発しています。
また我が国は地震大国でもありますので、南海トラフ地震など大地震がいつ発生してもおかしくはありません。しかしながら、日々自然災害への対応意識を高めておけば、被害を最小限に留めることができます。
本書は、運転中に自然災害に見舞われた以下の6つの運転場面を提示しており、それぞれの危険要因と対処方法を考えていただく教育教材です。
・場面1 豪雨の危険・1
・場面2 豪雨の危険・2
・場面3 強風・突風の危険
・場面4 猛暑の危険
・場面5 豪雪の危険
・場面6 地震・津波の危険
たとえば、「強風・突風の危険」のイラストを見れば、強風により吹き流しが水平に流れ、空には黒い雲が漂っています。また、枯れ葉やゴミが風に吹かれて舞い散っています。
このイラストを見て、例文をみながら考えられる危険をご自身で記入していただきます。そして、その危険に対してどういった対処ができるかを考えていただく構成となっています。
お一人でも実施できますが、できましたら5人くらいのグループで実施していただくと、一人では気づくことのできなかった危険や対処方法にも気づけることがありますので、より有効に教材を活用することができます。
問題場面の裏ページには、少し時間が進んだイラストを掲載しており、どのような危険が発生したかが描かれています。
「強風・突風の危険」の場面では、10分後のイラストが描かれており、「雷が落ちる危険と、大雨による視界の悪化」や「強風により自車が隣車線に流される」、「風で巻き上げられたビニール袋がフロントガラスに張り付き、視界が効かなくなる」といったような危険要因が解説されています。
また、ページ下部には「知っておきたい安全知識」として、「吹き流しの流れ方と風速」や「黒い雲や積乱雲は嵐の前触れ」といった自然災害に対する安全知識を紹介しています。
自然災害が発生したときには、情報収集が必須です。そこで、巻末には、自然災害が発生した際に役立つ21のWEBサイトをQRコード付きで掲載しました。
QRコードはスマートフォンで簡単に読み取れますので、運転者の方にも負担をかけずに情報収集をしていただくことができます。
また、地震の際には車を離れなければならない事態に陥ることもあります。その際に便利な連絡先を記載するカードも掲載しておりますので、ぜひお役立てください。
・本書の使い方
1・豪雨の危険-1
2・豪雨の危険-2
3・強風・突風の危険
4・猛暑の危険
5・豪雪の危険
6・地震・津波の危険
資料・異常気象時における運転措置の目安/異常気象時に役立つお役立ちサイトの紹介/地震発生時に役立つ連絡先記入カード/自然災害発生時の運転目標記入欄
【表紙イラスト:奈路道程/本文イラスト:河内一二/本文デザイン:Design5】
◆コード | 1075 |
◆仕 様 | B5判/16ページ/カラー刷 |
◆価 格 | 825円(1セット<5冊>・税込・送料実費) |
◆価格説明 |
※お申し込みは5冊単位となっております。 ・団体様のお申込みなど、多部数のご購入の際には別途お見積りいたします。
・100部以上のお申込みで、講習用パワーポイントファイルをサービス(ダウンロード形式)いたします。 |
◆発 刊 | 2020年8月 |