業務中はもとより、マイカー通勤を容認していたり、あるいはマイカーを業務に使用しているような場合は、出退勤時の交通事故であっても会社の責任が問われることがあります。

　会社の責任のあるなしにかかわらず、事故を起こしてしまうと、事故の当事者は言うまでもなく、会社や家族など、実に多くの人を巻き込むことになります。

　本作品では、勤務中・出退勤時に車を運転する従業員の運転行動をミニドラマ的に映像化し、出勤から帰宅するまでの1日の流れに沿って、管理上のポイントや事故防止のポイントを解説しています。

著作・企画・制作：企業開発センター　交通問題研究室　

カラー２３分

　マイカーで出勤中、こんな経験はありませんか？

・朝食を食べながら出勤　

・渋滞に巻き込まれて抜け道（生活道路）を走行

・遅刻しそうになって、安全確認がおろそかになる

　社有車に乗り換えて外回り中、こんな経験はありませんか？

・出発前、ぶたの燃料（ブレーキ、タイヤ、灯火類、燃料）の安全確認は万全ですか？

・コンビニなどの駐車場に入るときに自転車や歩行者の見落とし

・人の出入りが多い駐車場で前向きに駐車し、後方をよく確認せずに発進

　仕事を終え、マイカーで帰宅中、こんな経験はありませんか？

・少しだけ…と思って運転中に電話をしたり、スマートフォンの画面を注視

・横断歩道を渡り切っていなかった高齢者に接触しそうになる

・仕事の疲れでぼんやり運転

　コロナ禍による近年の健康志向の高まりを受けて、自転車通勤をする人が増加していますが、それに伴い自転車の交通事故も増加傾向となっています。

　本作品では、自転車通勤を従業員に許可する際の注意点についても取り上げています。