―― 寒波到来 凍結予測し 安全運転 ――
寒波が居座っています。その影響もあり、各地でスリップ事故が発生しています。積雪・降雪時はもちろん、普段は凍結しないような場所でも、急な冷え込みで路面が凍結するおそれがあります。寒波到来時には路面凍結を予測し、スピードを控えて安全運転に努めましょう。
―― フロントガラス 凍ったままの 運転厳禁 ――
冬期はフロントガラスに霜がおりることがあります。運転前にしっかりと除去しなければ、死角を生み出すことにもつながり、大変危険です。頻繁に凍結するような場合は、解氷剤やスクレーパー等を準備しておくと安心です。
―― 強風時 焦らずしっかり ハンドル握れ ――
冬型の気圧配置が強まると、各地で強風が吹くことがあります。横風にあおられて急にハンドルをとられることがないように、ハンドルはしっかりと握って運転しましょう。とくに橋の上や海岸沿いなどでは注意が必要です。
―― 気づきにくい 視野障害を 検査しよう ――
視力検査と違い、視野の検査を受ける機会はそれほど多くありません。しかし、視野に障害があった場合は、運転に支障をきたしてしまいます。視野障害を把握するには、検査が欠かせません。受けたことがないという方は、一度、眼科で視野検査を受けてみましょう。
―― ドラレコを つけて安心するのは 危険です ――
ドライブレコーダーを搭載する車は増えましたが、記録された映像の確認方法はわかりますか? しっかり把握していなければ、万が一の事故等の際に困ることになります。記録媒体の確認と合わせて、正しい操作方法を確認しておきましょう。
―― 歩道を横切る その前必ず 一時停止 ――
歩道を横切る際に、歩行者と衝突する事故が発生しています。道路交通法では、歩道を横断する際には一時停止をしなければならないことが定められています。歩行者と衝突してしまった際、知らなかったでは済まされませんので、必ず停止して、安全確認をセットで行うことを徹底しましょう。
―― 車間距離 そんなに詰めて 何急ぐ ――
前車との車間距離を詰めて走行する車をよく見かけますが、車間距離不足は、追突事故の原因となります。前車が急ブレーキを踏んでも、追突することがないだけの車間距離を確保して運転することを心がけましょう。
―― トンネル内 漫然運転 危険です ――
高速道路のトンネル内では、減速や停止した前車に追突する事故がたびたび発生しています。その原因の一つに、漫然走行が挙げられます。「高速道路で停止する車両はない」と決めつけず、前車の動きにしっかりと注意を向けて運転しましょう。
―― 運行前の 点検実施で トラブル防止 ――
運転中にタイヤのパンクやバーストなどのトラブルが発生して、走行不能となるケースがたびたび発生しています。しかし、そのなかには、点検・整備を実施していれば、防ぐことができたものも少なくありません。運転前の点検は、確実に実施するようにしましょう。
―― 信号待ち スマホ操作は 止めましょう ――
たとえ信号待ちをしている場合であっても、スマートフォンを操作してしまうと、信号が変わったことに気づかないおそれがあります。後続車にうながされて慌てて発進しようとすると、安全確認を怠る危険もありますので、運転中のスマホ操作は厳禁と心得えましょう。
―― 道路陥没 発見したら ♯9910 ――
陥没した道路に、トラックが転落する事故が発生しました。道路の陥没を防ぐことはできません。しかし、道路の異常を発見した場合には、道路緊急ダイヤル「♯9910」に通報してください。早期に連絡することで、二次災害を防ぐ可能性が高まります。
―― 営業車 見られていること 意識しよう ――
社名の入った営業車(トラック・バス含む)は、大変目立つ存在です。そのため、マナーの悪い運転や交通違反を行っていると、すぐに目に止まります。最近ではSNS等で拡散されるケースも少なくありません。「見られている」という意識をしっかりと持って、安全運転に徹しましょう。
―― 救急車 接近逃さず 進路を譲ろう ――
119番による救急車の到着時間が遅くなっているようです。その原因の一つとして、接近する救急車に気が付かない・進路を譲らない車も少なくありません。サイレンが聞こえてきたら、耳を澄ましてその方向を探り、路肩に車を寄せるなどしてスムーズな進行に協力するようにしてください。
―― 運転免許証 定期的に 確認しよう ――
免許停止中にもかかわらず、車を運転して逮捕される事案がたびたび発生しています。無免許運転を防止するためには、定期的な免許証の確認が欠かせません。有効期限や運転できる車の種類等は、しっかりと確認しておきましょう。
―― 健康診断 結果を把握し 対策とろう ――
健康状態に起因する交通事故がたびたび発生しています。運転中に意識を失ってしまった場合、他者を巻き込む重大事故につながるおそれがあります。毎年受ける健康診断の結果は軽視せず、生活習慣等の改善や、治療にしっかりと取り組みましょう。