2024年４月から「改善基準告示」が改正され、運転者の時間外労働の上限規制が開始されました（いわゆる2024年問題）。

　この影響で、日々の運行に多くの時間を取られるドライバ―に対して、ますます効率的な安全教育を行うことが必須の状況となりました。

　そこで、弊社では映像を使用した「安全運行のための映像教育ツール」を立ち上げ、映像配信のサービスを開始しました。

第１回目は「指導・監督の指針１２項目」のうち、

１・事業用自動車を運転する場合の心構え

２・事業用自動車の運行の安全を確保するために遵守すべき基本的事項

３・事業用自動車の構造上の特性

を取り上げましたが、第２回目として、

４・貨物の正しい積載方法

５・過積載の危険性

６・危険物を運搬する場合に留意すべき事項

を製作いたしましたので、ぜひ購入をご検討ください。

また、７月末には７～９項目を、８月末には10～12項目を制作・販売していく予定にしておりますのでご期待ください。

　なお、各項目には、ドライバ―の自覚度テストをはじめとした、教育記録として活用できる帳票をＰＤＦでお付けしておりますので、教育記録の保存にも対応しております。

・各映像の仕様

ＭＰ４／カラー／約１０分

　映像教材を活用するメリットとしては以下の４点が挙げられます。

1. 全ドライバ―を１か所に集めなくても、教育を実施することができる
2. ナレーション付きなので、教育担当者が話す必要がなく、その分時間を節約でき、空いた時間を他の業務に回すことができる
3. ドライバーのわずかな空時間（10分程度）を利用してスマホ・パソコンで視聴できる
4. 各教育項目の最後に、自覚度テストが収録されているので、ドライバーの日頃の運転意識をチェックすることができる

などにより、ドライバ―に対して効率の良い教育を行うことができます。

「映像教材では教育記録を残せないのではないか？」と思われる方もいらっしゃるかも知れませんが、本サービスには教育記録用として以下の帳票を別途ＰＤＦでお付けいたします。

• ドライバ―の自覚度テスト
• 輸送の安全教育実施計画表
• 乗務員教育記録簿用紙と記入例