先日、中国自動車道でエンジントラブルのため、左端の登坂車線に停車していた観光バスにトラックが追突する事故が発生しました。
同様の事故は、高速道路での典型的事故パターンといってもよく、高速道路の走行車線上はもちろん、路肩に停車するのも大変危険な行為です。
とくに夜間は危険性が高まります。夜間、遠くから見ると、路肩に止まっている車が本線にいるのか、路肩にいるのか、また、走っているのか止まっているのかよくわからなくなります。そのため、前車に追従していこうと近づいてから、初めて停車していることに気づいて、避けきれずに追突してしまうのです。
ですから、トイレなどで路肩に停車することは厳禁ですし、故障しても自走できる状態であれば、できるだけ近くのPAやSAまで行くようにしてください。
(2010.8.05更新)