前車との車間距離を短くとる人に聞くとこのような答えが帰ってきます。
「前の車がブレーキを踏んだらブレーキを踏むようにしているから、絶対にぶつかることはない」
果たして、そうでしょうか?
前の車がブレーキを踏むとブレーキランプが点灯し、後ろを追従しているドライバーは点灯したランプを見てからブレーキを踏むことになります。この間のタイムラグが空走時間と言われるものです。
この空走時間は、どんなに早く反応しても0.4秒くらいかかってしまい、時速50キロで走行していたら5メートル以上進んでいる距離になります。
考え事をしていたりして、集中していないと反応に1秒くらいかかり、約14メートルも進んでしまうのです。
ですから、前車に追従して走るときには、空走時間に相当する距離を余分にとって、走行するようにしてください。
最も多い事故形態である追突事故を防止しましょう!
追突事故原因の多くは、わき見や漫然運転など運転者のミスによっており、事故防止対策には運転者の追突原因に対する「気づき」が重要です。
教育用小冊子「自分で気づこう!!追突事故の危険」は、7つの事故事例をもとに自身の運転をチェックして、どんな追突事故を起こす危険があるかを自覚することができます。
「わき見」「思い込み」「漫然運転」による追突事故防止に効果的な教育教材です。