運転中に他車の教師になってはいけない

マナー無視の車
マナーの悪い車に腹を立てるのはやめよう

 運転していると、強引に自分の車線に割り込んできたり、後ろから車間をギリギリに詰めてあおってきたり、理解できない行動を取る他車に必ずといっていいほど出会います。


 このような車に出会ったとき、「このような行動をとるドライバーは、正しいマナーを理解していないのだから、わからせてやる!」といった気持ちで、追い越された車の後ろにピッタリとつけて逆にあおったり、後ろからあおってくる車に対して、ブレーキを踏んで牽制したりといった行動を取る人がいます。なかには、車を降りて抗議するドライバーもいます。


 しかしながら、このような行為は全く無駄といっていいでしょう。マナーの悪いドライバーにいくら抗議したところで、運転行動を改めるわけはなく、自分が危険に晒されるだけです。


 ですから、他車に「わからせてやる」といった気持ちを持たず、「私は悪い車とは付き合わない」という強い気持ちで決して関わらず、自車のほうから遠ざかるようにしてください。

(2010.8.17更新)

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