お酒を飲んで車を運転する人はいないと思いますが、前の晩に飲んだお酒が翌朝まで残り、酒気帯び運転になる例がよく見られますので注意してください。
最近の事例ですが、青森市営バスの運転者が、7月20日の午前6時前の乗務前のアルコール呼気検査を行ったところ、道路交通法の酒気帯び運転にあたるアルコールが検出され、停職4か月の処分を受けています。
事情を聴いたところ、その運転者は前日の19日の正午から午後8時ごろまでに、500ミリリットルの缶ビール1本と、焼酎の水割り10数杯を自宅で飲んでいました。
同社では「乗務12時間前の飲酒禁止」の通知を出していましたが、守られていませんでした。仮に守られていたとしても、これだけ大量に飲酒すれば、翌朝までアルコールが残っていたのではないでしょうか。
翌朝車を運転する予定があるときには、前日の飲み過ぎにくれぐれも注意してください。
(2010.8.25更新)