さる7月27日に、名古屋市営バスの運転者が、エアコン操作に気をとられたため、わき見運転となり、電柱に激突する事故を起こしました。
私たちは、エアコンに限らず運転中に、オーディオの操作をしたり、タバコに火をつけたり、いろいろとわき見をしています。本人はごくわずかな時間だと思っているかもしれませんが、時速50キロで走行していると、わずか0.5秒のわき見でも約7mも進んでいるのです。この間まったく前を見ずに運転しているということになります。
また、エアコン操作に気をとられると、身体が傾いたりしますので、知らず知らずのうちにハンドルを切ってしまい、センターラインをはみ出したり、この事例のように電柱に激突することがあります。
エアコンなどの機器類を操作する場合には、絶対に走行中に行わないようにしてください。操作する場合には、車が停止しているときに行いましょう。
(2010.8.26更新)