さる7月20日、大阪市天王寺区で大型トレーラのコンテナが立体交差点手前の鉄製の高さ制限枠=高さ3.8m=に衝突して枠が折れ曲がり、一時道路が通行止めとなって、1km以上の渋滞が発生しました。
この鉄枠には、4月にもコンテナ積載の大型トレーラが衝突し、この事故では衝突のはずみで支柱を固定していたコンクリート片が後続の乗用車のガラスを直撃し、ドライバーが重傷を負っています。
いずれもコンテナ地上高は4m以上あったものの、運転者が高さ制限以上だと認識していなかったために衝突したものです。
トラクタやトラックのキャビンは通常3.8m以下なのでウッカリすることが多いのですが、積荷がキャビンより高い場合は、運転席に「積荷〇.〇m以上!高さ制限注意!」などのメモを張り、低いガードのある場所を経路から外すとともに、標識には十分注意して走行しましょう。
(2010.8.27更新)
「トラック運行管理者手帳」「バス運行管理者手帳」を好評発売中です。
両手帳とも、運行管理のために知っておかなければならない知識を「法令編」「知識編」「データ編」にまとめて1冊に収録し、最新の法令改正にも対応しています。
2018年版より、カバーにペンホルダーをつけ、付録として「免許取得時期による運転可能車両」の一覧表を記載した下敷きを追加し、ますます便利になりました。