方向転換などで、大きくハンドルを切るとき、内側からハンドルを握るいわゆる“内掛けハンドル”を使っていませんか?
内側からハンドルを握って切ると、簡単に大きくハンドルが切れるので、クセになってしまう人が多いのですが、いざという時に素早いハンドル操作ができずに危険です。
方向転換などで、危険がない運転場面では内掛けハンドルを使っても、危険性は低いのですが、問題は、子どもの飛び出しなどで緊急回避しなければならないときです。
内掛けハンドルがクセになっていると、とっさにハンドルを持ち替えて内掛けハンドルで避けようとします。その間に車が進んでしまい、そのままハンドルを切っていれば避けられたものが避けられなくなってしまうのです。
(2010.8.30更新)
軽い気持ちでした運転行動が、高い代償を生みます
安易な気持ちでする不安全な運転行動が、事故を誘発したり大きな過失責任へと結びつくことがあります。
小冊子「低い安全意識が高い事故の代償を生む」は6つの事故事例について、運転者の過失責任の割合を考えて回答する、受講者参加型の指導教材となっています。
自分の回答と解説を照らし合わせてみて「こんな運転行動をすると大きな過失責任を生む」といった危険をより深く理解することができます。