最近のほとんどの車にはABS(アンチ・ロック・ブレーキシステム)が搭載されています。
雨や雪道など摩擦係数の低い路面では、強いブレーキを踏むと、タイヤがロックしてしまいコントロールを失ってしまいます。
ABSは、タイヤがロックしそうになると瞬間的にブレーキ圧を緩めてロックするのを防ぎ、タイヤのグリップ力が失われるのを防ぐ装置です。
雨が濡れた路面などでは、スリップするのが怖くて思い切ってブレーキが踏めない人がいますが、逆にABSを作動させるにはブレーキを強く踏む必要があります。
また、ABSが効いているときは、ペダルを押し戻すような挙動がありますが、これに驚いて力を緩めずブレーキを強く踏み込んでください。
(2010.9.03更新)
「トラック運行管理者手帳」「バス運行管理者手帳」を好評発売中です。
両手帳とも、運行管理のために知っておかなければならない知識を「法令編」「知識編」「データ編」にまとめて1冊に収録し、最新の法令改正にも対応しています。
2018年版よりカバーにペンホルダーをつけ、付録として「免許取得時期による運転可能車両」の一覧表を記載した下敷きを追加しますます便利になりました。
【詳しくはこちら】