ふだん運転している乗用車のことはわかるが、他の車種のことについて理解できていない人が多いのではないでしょうか。
特に、大型トラックの行動特性は危険な状況を作り出すことがよくあるので、特性を理解しておくことは大事です。
大型トラックの行動特性でいちばん問題になるのは、オーバーハングが大きいということです。
たとえば、大型トラックの場合、タイヤの位置よりも後ろのボディが2メートル以上も出ているために、右左折するときに、タイヤが描く軌跡よりもさらに外側をボディが通過することになります。
ですから、たとえば右折しようとしているトラックの左側方を通過するときには、オーバーハングのはみ出しを予測して、十分な側方感覚をとって通過するようにしてください。
(2010.9.06更新)
トラックに乗務するにあたっての責任の大きさから、運転の準備、運転中の具体的な注意ポイントまでをコンパクトにまとめた、トラックドライバー向けの教育用DVDです。
それぞれの項目は質問形式で構成されていますので、考えながら見ることができ、安全運転のポイントを理解していただくことができます。
事業所における指導・監督の教材として視聴することはもちろん、安全講習会においても、受講者の参加を促すツールとして活用することができます。