ウインカーの本来の目的は、自分の行動の意思を相手に示すことにあり、相手もそれを見てどのように進んだらよいかを決定しています。
このコミュニケーションは、安全な交通社会を確立するのに非常に大事なものであり、このルールが確立されているから、スムーズな交通の流れが確保されているのです。
したがって、ウインカーを出さないで曲がったり、曲がる直前に出したりするのは、ルールを無視した行為であり、交通の秩序を乱すばかりではなく、事故を誘発することにもなりかねません。
たとえば、信号のない交差点で、対向車両がウインカーを出さないで近づいてきて、急に目の前を右折していったとします。
そんな車が増えてきたら、とても危なくて運転なんかできませんよね。ですから、右左折や車線変更、合流など今までの運転行動を変えるときには、確実にウインカーを出してください。
(2010.10.1更新)