日本の場合、対向車線を横切ることになる右折時にいちばん神経をつかいますね。
右折するドライバーは、対向車線を走行してくる車は、直進するのか右折するのか、スピードはどれくらいなのか、距離はどれくらい離れているのかを、総合的に判断して直進車がやってくるまでに右折できそうなのかなど、瞬時にいろいろなことを判断しなければならないからです。
このように、右折時にはドライバーの意識は右折することのみに集中することが多く、そういうときには、右折を開始してから初めて右折先の横断歩道などを見ることになり、ピラーの死角などに隠れている歩行者を見落としたり、横断歩道を急いで渡ってくる自転車などと事故を起こす確率が高くなります。
右折時に事故を起こさないためには、右折待機中に右折先の様子を必ずチェックしておく必要があります。
とくに、自分と同じ進行方向からくる自転車などは、右後方から進行してくるために見落としやすいので、右後方からくる自転車などを念入りにチェックしておきましょう。
(2010.10.12更新)