バッテリー上がりは、寒い時期によく起こりますが、それ以外の季節でも油断禁物です。 最近の車には、電装品がたくさん取り付けられており、非常に電気を消費するようになっているからです。
夜間、雨のなかで渋滞に巻き込まれたような場合には、ワイパーを作動させてヘッドライトをつけたままで、エアコンを効かせながらカーステレオを聴きブレーキランプを絶えず踏んでいるような状態では、ほとんど発電できず電気を多量に消費してしまいます。最悪の場合には、バッテリーが上がります。
そこで、バッテリーを保護するために、運転が終わる前に、次のことを実行しましょう。
① エアコンを使っていたときは、車庫に着く1~2分前にエアコンのスイッチを切る。
② 夜間走行する場合には、信号停止や渋滞停止などの際に、スモールライトに切り替えたり、ワイパーの作動を止めたりして、無駄な放電を少なくする。
③ 電気を多く使用したときには、車庫についてから電装品のスイッチを切って、3分間程度エンジン回転を約1000回転に保ったままにしてエンジンを切るようにする。
(2010.10.13更新)