みなさんは、タイヤが擦り減ってくると、雨の日などにスリップしやすいことは知っていると思います。それでは、どれだけ減ってきたら危険なのか、具体的に知っていますか。
タイヤがどれだけ摩耗したら使用の限界がくるのか、それがわからなければ、ドライバーは不安になりますよね。
そこで、そういった危険が誰にでもわかるように、タイヤには必ずスリップサインがつけられているのです。
タイヤの側面を見ると、△のマークがついている箇所がありますが、この場所にスリップサインがあることをを示しています。
このマークがついた部分のタイヤの溝をよく見ると、溝の一部が浅くなっているのがわかります。つまり、タイヤが減ってきて溝が浅くなってくると、このマーク部分の浅くなっている溝と同じ高さになり、溝のデザインが途切れるようになっているのです。
このスリップサインが出てきたら、使用の限界でタイヤの交換時期がきたことを示しているので、すぐに交換しなければなりません。
(2010.10.14更新)