乗用車など車高の低い車に乗っているときに、前に大型車が走行していると、前の状況がよく確認できません。
そのような状況で普段の車間距離で大型車に追従すると、ますます前方の視界が遮られて走ることになり大変危険です。
とくに、大型車に追従していると交差点の進入時に信号が確認しづらくなり、前方の大型車が黄信号から赤信号に変わったタイミングで交差点に侵入した場合には、自車は信号無視となり、事故を引き起こす原因となります。
また、前方の交通状況が確認できないため、大型車が急ブレーキを踏んだりしたときなどは、ブレーキ反応が遅れて追突の危険が高まります。
ですから、自車の前方に大型車が走行している場合には、前方の信号が確認できる車間距離をあけて走行してください。
(シンク出版 2010.10.18更新)
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