構内や駐車場など道路以外の場所では、比較的軽微な事故が頻発しています。しかし、事故自体が軽微なせいか、あまり大きな問題にはなっていません。
構内事故の原因の一つは、歩車道の区別が曖昧なことと、ドライバーや歩行者の双方に「構内だから」という油断があることです。
漫然と運転して、建屋の陰から飛び出してくる人と衝突する、安易にバックして置いてある荷物にぶつけるなど、構内で起きる事故のほとんどは、運転者が気持ちを引き締めていれば防ぐことができる事故です。
構内を走行するときは、「一般道路と同じような危険が潜んでいる」という意識をもって運転してください。
(2010.11.02更新)
公道における交通事故だけでなく、構内事故も多発しています。
本冊子は、構内事故が起こりやすい状況を示した6場面のイラストを見て、設問に回答してもらう参加型教材です。ドライバーが日頃の運転習慣やヒヤリ・ハット体験などを思い起こすことにより、構内事故を起こす危険に気づいて頂くことができます。
さらに解説ページには、実際に発生した事故事例をイラスト入りで紹介しています。構内事故を防ぐための具体的な注意ポイントを簡潔に整理していますので、構内事故防止教育に最適の教材となっています。