運転中に危険を感じてからとっさにブレーキを踏むまでの行動は、瞬時に行っているように感じますが、実は相当時間がかかっています。
人間がものを見てから、判断し行動を起こすまでには相当時間がかかっています。この時間は約0・4秒くらいかかるといわれており、時速60キロで走行していたら約7mも進むことになります。
車間距離を詰めて走っていても、前の車がブレーキを踏んだら、自分もブレーキを踏むので絶対に追突しないという運転者がいますが、それは前の車と同時にブレーキを踏んだときにのみ通用する話です。
通常は前の車のブレーキランプを見て、自車がブレーキを踏みますから、それまでに時間がかかっているということは忘れてはなりません。
(2010.11.04更新)
このDVDでは、普段から安全運転を心がけているという3人のドライバーの運転を5台のカメラを使って撮影し、運転指導のプロが映像を分析しています。
その分析から、自分の意識と実際の運転のギャップや、安全確認のポイント、運転の疲れ対策などを紹介し、「しているつもり」の安全運転に警鐘を鳴らします。
・推薦:(一財)全日本交通安全協会