雨の日の運転は、雨滴などがフロントガラスに付いて見にくくなる、路面が濡れてスリップしやすいなど、運転にさまざまな危険をもたらします。
しかし、雨の日はそうした気象的な状況による危険だけでなく、運転者の心理面の危険もあります。それは、運転者の「濡れたくない心理」による危険です。
雨に濡れたくないために、屋根のあるところまで無理に車をつけようとしたり、窓を開けて安全確認をするのを怠ったり、車から降りるときに、早く建物に入りたいために、後続車の有無を確かめずにドアを開けたりと、日頃は絶対にしない不安全行動をとりがちになります。
雨の日は、濡れることを嫌がって、不安全行動をとりやすいことに注意しましょう。
(2010.11.11更新)