見通しの悪い交差点では、昼間は交差道路からくる車の存在が死角に隠れて発見しにくいものですが、逆に夜間は相手車両のライトで発見しやすくなります。
ただし、夜間は自車もライトを点けているので、その光が道路を明るく照らし、相手車両のライトが消されて見えにくいことがあります。そんなときは、自分の車のライトを消してみると、交差道路から来ている車のライトが非常によく見えるようになります。 見通しの悪い道路を通過するときには、一時停止したとき、一瞬、ライトを消してみましょう。
このほか、ライトが交差点にある商店のガラスなどに反射することもあります。同じように、カーブが多い山道などを通過するときも、相手車のライトが山肌を照らし、遠くからでも発見できます。夜間は、他車のライトを見落とさないようにすることが安全運転のコツです。
(2010.11.15更新)