車線変更をしたり、交差点を左折するときなど、事前にルームミラーやサイドミラーで後続車の有無を確認しますが、このとき、ミラーがすべての情報を写していると思っていませんか?
ミラーに何も写っていなければ、「後続車がいない、安全だ」とつい考えてしまうものですが、ミラーに写らない死角部分は意外と大きく、死角にバイクや自転車などが入っていると、運転席からミラーを確認しても見落とすことがあります。
右左折や車線変更をしようとしたとき、後ろから来たバイクと接触しそうになった経験のある人も多いと思いますが、それはミラーだけを見て、何もいないと判断した結果なのです。
後方の安全確認はミラーだけを見て判断するのではなく、まずミラーを見て後続車がいないと確認しても、行動を起こす前にもう一度、頭を動かして斜め後方を目視して安全確認をするクセをつけることが大切です。
(2010.12.03更新)