最近は冬道対策として、チェーンではなく、雪道も一般道路も走れるスタッドレスタイヤを使用する人が増えています。
難しいのは夏用タイヤとの交換時期ですが、まだ付近でも降雪を見ない少し早い時期に交換しておくと、いざとなって慌てることがありません。例年より早く初雪が降った朝、タイヤ交換が遅れていたマイカーがガソリンスタンドに列を作るのは、よく見る光景です。
さすがに寒い地方は交換率が高く、NEXCO東日本・東北支社の調査では、すでに11月15日で約44%の冬用タイヤ装着率(東北全体)となっています。とくに青森、秋田、山形の3県ではすでに約6割の車が冬用タイヤを装着ずみです。
また、チェーンを活用している人も、雪の降った日の朝に気づいて装着しようとすると慌てることがあります。天気予報を聞いて翌朝の天候が危ないと感じたら、夕方、帰ったときにタイヤにチェーンを巻いておくと安心です。
チェーンは装着するのには時間がかかっても、外すのはそう手間ではありませんから、朝の雪を見て慌てるよりは、前日の余裕のあるときに装着するクセをつけましょう。
(2010.12.06更新)