スペアタイヤは、ふだんは滅多に必要ありませんが、パンクなどイザというときになくてはならないものです。
しかし、緊急のときにしか使わないものだけに、収納場所がわからなかったり、空気が抜けて使えなかったという場合が少なくありません。
スペアタイヤには、小型軽量化されたテンパータイヤが使われていますが、下記の点に注意して使用・管理してください。
① 最高速度は時速80キロ以下にする。
② 走行距離は最小限にとどめる。
③ 駆動輪には装着しない。駆動輪がパンクした場合には、他のタイヤを駆動輪に装着し、そこのテンパータイヤを装着する。
④ タイヤチェーンは装着できない。
⑤ 定期的に空気圧を点検する。
また、最近は車両の積載スペースを稼ぐなどの理由で、スペアタイヤを搭載せず、代わりにパンク修理剤を装備している車種も増えています。このパンク修理剤にも有効期限がありますから、日付をチェックしておきましょう。
(2010.12.14更新)