皆さんご存じのように、急速に高齢化が進むなかで、交通社会のバリアフリー化を促進するために、従来の交通バリアフリー法とハートビル法が統合され、平成18年にバリアフリー新法が制定されました。
この法律は、高齢者や身体障害者が移動しやすいように、低床バスの導入や道路の段差の解消などを求めていますが、われわれドライバー側も、高齢者や身体障害者の移動を妨げるバリアを作らないように意識しなければなりません。
たとえば、歩道に乗り上げて駐車したり、歩道上の点字ブロックを隠すような止め方は、これらの人の移動を困難にしますので、絶対にやめましょう。
交通バリアフリーの実現は、公共団体や事業者だけの問題だけではなく、ドライバーの意識にも大きくかかっていることを忘れないでください。