この時期は、寒冷地にスキードライブに出かける人も多いと思います。そのときに、バッテリーの状態などをチェックする人でも、冷却水の濃度までチェックしている人は少ないのでないのではないでしょうか。
ご存じのように、冷却水にはロングライフクーラント(LLC)という不凍液が混入してあるため、めったに凍ることはありません。
しかし、LLCの混入濃度はいろいろあり、寒冷地使用でなければ、一般には30%となっています。この濃度では、マイナス10℃以下になると凍結の恐れがあります。
寒冷地に住んでいる人は、LLCの濃度については神経を遣っていると思いますが、そうでない地域の人は意外と無頓着です。
濃度を50%にすれば、マイナス35℃までは凍結しませんので、スキー場などの寒冷地に行く前には、交換しておくと安心です。