2月1日から、右のようなマークをつけた車を見かけるようになると思います。
ご存知の方も多いでしょうが、これは、新しい「高齢運転者標識(高齢運転者マーク)」で、70歳以上のドライバーが車に表示して使用するものです(表示は努力義務であり、罰則はありません)。
従来の「もみじマーク」に代わるデザインとして警察庁が募集し、昨年決定されたもので、四つ葉のクローバーとシニアの「S」の文字を図案化しています。
昨年12月27日に道路交通法施行規則が改正され2月1日から施行されますので、使用が可能になります。
「もみじマーク」も当分の間使用できますので、両者が共存することになりますが、皆さんは、これらの標識をつけた車を見かけたら、思いやりを持って、その行動を暖かく見守ってください。高齢運転者は急に車線変更をしたり、無理なタイミングで右折するようなことが多いので、危険予測も重要です。
なお、高齢者マークをつけた車に対して、幅寄せや割込みをしたら、違反点数1点、反則金6,000円(普通車)、罰則としては「5万円以下の罰金」を科せられます。
(2011年1月28日更新)