平成22年中の交通事故による30日以内死者数は5,745人で、10年連続の減少となっりましたが、30日死者については、平成5年以降初めて増加に転じました。
また、24時間死者に対する30日以内死者の比率は、平成18年までは漸減傾向であったものの、19年以降は増加に転じ22年は1.18倍となっています。
30日以内死者 | 5,745人 |
―27人(―0.5%) |
→ うち24時間死者 |
4,863人 | -51件(-1.0%) |
→ うち30日死者 |
882人 |
+24人(+2.8%) |
「30日死者」とは、交通事故が発生して24時間経過後30日以内に死亡した者
「30日以内死者」とは、「24時間」と「30日死者」との合計をさす
交通事故発生から死亡までの経過日数別にみると、、交通事故発生から24時間以内に死亡した者が全体の84.6%(4,863人)を占めています。
その後は、3日以内で全体の約9割を占め(5,107人、累積構成率88.9%)、10日以内での累積構成率は95.5%(5,489人)に達しています。
また、30日以内死者の年齢層別構成率は、高齢者(65歳以上)の占める割合が51.7%で、24時間死者の高齢者割合50.4%に比べて高くなっています。
さらに、30日死者の高齢者では6割近くを占めています。
詳しくは警察庁のWEBサイトをご覧ください。