さる5月9日、福島県の磐越自動車道上り線で、非常駐車帯に停止していた乗用車から出火し、全焼するという事故が発生しました。
報道によりますと、乗用車の運転者はその前にセルフ方式のガソリンスタンドで給油しており、その際に給油口のキャップを閉め忘れたまま走行したため、あふれたガソリンに何らかの原因で引火したとみられています。
最近は、ガソリン代も高止まりになっていますので、セルフ方式のガソリンスタンドで給油される方も多いと思いますが、キャップの閉め忘れにはくれぐれも注意してくださいね。
キャップの閉め忘れは、給油直後に何か用事があって(ジュースを買いに行くなど)車を離れた後が、起こりやすいようです。
ほとんどのスタンドでは、給油後に「キャップの閉め忘れにご注意ください」とアナウンスされていますので、聞き逃さないようにしましょう。
また、閉め忘れを防ぐ確実な方法は、キャップは何処にも置かず手に持って給油することです。少しやりにくいかもしれませんが、手に持っていれば忘れる事はありません。