平成23年4月末の交通事故発生状況──全国
項目 | 人数・件数 |
対前年比 |
死者数 |
1,434人 |
-11人(-0.8%) |
発生件数 |
219,615件 |
-12,310件 (-5.3%) |
負傷者数 |
269,347人 |
-16,093人 (-5.6%) |
(※ 発生件数・負傷者数は概数)
平成23年4月末までの交通事故発生状況が警察庁から発表されました。死者数は前年同期より11人減(-0.8%)ですが、4月中の交通事故死者数は368人で、前年同期より18人増と2月から3か月連続で増加しています。
平成23年に入って1月の死者数だけは57人減と大幅に減少しましたが、その後は漸増傾向が続いています。
平成23年1月~4月の死者数を昼夜別にみると、昼間の死者では、65歳以上の高齢者が382人で57%を占めています。次いで60~64歳の58人8.7%、40~49歳の54人8.1%の順です。
一方、夜間死者は、65歳以上が329人で43.1%、50~59歳が112人14.7%、16~24歳79人10.3%の順となっています。
原付以上の運転者(第1当事者)による法令違反別死亡事故件数では、漫然運転がトップを占め16.4%、次いで脇見運転の15.7%、安全不確認11.0%、運転操作不適10.4%の順となっています。
なお死亡事故を起こした第1当事者の年齢層は、高齢者(65歳以上)が21.2%でトップを占めています。
次いで30~39歳の17.7%、40~49歳の15.9%の順となっています。
法令違反を年齢層別にみると、65歳以上の漫然運転47件、30~39歳の脇見運転45件、65歳以上の運転操作不適44件が目立っています(※詳しくは、警察庁のWEBサイトを参照)。
都道府県別の発生状況については、このページの下の表を参照してください。データが必要な方は下記のエクセルファイルをダウンロードしてください 。