最近、「ペットボトル症候群」という言葉を耳にする機会が増えていますが、皆さんはどういうものかご存知ですか?
「ペットボトル症候群」とは、糖分の多いペットボトルの清涼飲料水を大量に飲み続けていると、急激に血糖値が上がって血糖値を一定に保つインシュリンの働きが低下してしまい、急性もしくは一過性の「糖尿病」のような状態になるというものです。
症状としては、ダルさを覚えるなどの倦怠感、著しく喉が渇くなどで、場合によっては意識がもうろうとしたり、ひどい場合には昏睡(こんすい)状態に陥ることもあるようです。
今年の夏は、節電のためにエアコンの設定温度を上げたりしている関係で、熱中症対策のために水分の補給が求められています。
その際に、ジュースなどのペットボトルの清涼飲料水をガブガブ飲んでいると、どうしても糖分の取り過ぎになってしまい、「ペットボトル症候群」になる可能性が高くなります。
一般的な清涼飲料水は、1リットル当たり100グラム前後の糖分が含まれていると言われています。スポーツ飲料や野菜ジュースなどにも当然糖分が入っています。
水分補給は、糖分の入っていないお茶などの飲み物で行いましょう。
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