これから夏期休暇を迎える方も多く、休暇中に友だちとが2台以上の車で出かけることがあるかと思います。
今日は、そうしたグループ走行をするときの注意点についてお話をさせてもらいます。
まず、グループ走行は自分のペースで走れないという危険があります。それが一番顕著に現れるのが交差点通過時です。
たとえば、先行車が黄信号で交差点を通過したとき、追従する運転者は遅れまいとして信号が赤に変わっても進入したりします。
また、先行車が交差点を右折したとき、あまり遅れて右折すると追従できないので、対向直進車が近づいているにも関わらず強引に右折することがあります。
こうした行為が、事故を誘発しやすいことは言うまでもないと思います。
一方、先行車の運転者も、後続車のほうを気にして後方に注意を集中し過ぎると、前方の安全確認が疎かになります。
このように、グループ走行は先行車、追従車ともに危険がありますので、「俺の後ろについて来い」という走り方は絶対にやめてください。 あらかじめ出発前に、待合せ場所を決めておき、自分のペースで走るようにしてください。
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