車を運転していると、不正改造をしている車を見かけますね。
不正改造は、単に法律違反だけでなく、事故に結びつく危険性を持っていますので、見かけたら、近づかないようにしてください。
よく見かける不正改造車としては、テールランプのカバーを透明にして、中のランプも赤色ではなく、白色ランプにしている車です。
当然ですが、こうした車に追従していると、ブレーキをかけても後続車からブレーキ灯が点灯しているのがわかりにくく、追突事故を誘発する恐れがあります。
また、助手席や運転席の窓ガラスに、透明度の低い着色フィルムを貼っている車もいます。こうした車は、運転者が着色フィルム越しに安全確認を行う場合に、見落としやすくなります。とくに、夕暮れ時や雨の日など周囲が暗いときには、非常に見にくくなり、それだけ事故に巻き込まれる可能性が高くなります。
ですから、不正改造をしている車を見かけたら、防衛運転の観点から絶対に近づかないようにすることです。
もちろん。不正改造は違反ですので、皆さんも絶対にしないようにしてください。
交通安全教育資料のご案内
シンク出版では、広い分野にわたる交通事故の防止、ドライバーの安全運転教育に役立つ教育教材を出版・販売しています。
一般事業所向け、トラック貨物事業所向け、バス事業所向け教材のほか、教育用DVDなども多種揃えておりますので、お気軽にお問い合わせください。