高速道路などで急にバーストしたときは、広い路肩などに停止して救援を待つことになりますが、そんなとき後続車に危険を知らせる手段として重要なのは「発炎筒」です。
車のどこについているか、ご存知ですか?たいていは、助手席の足元わきのホルダーに格納されている場合が多いようです。
さて、この発炎筒の点火の仕方を知っていますか?「ライターを用意しておく?」そんな必要はありません。発炎筒のキャップには点火用のスリ薬がついています。キャップをひねりながら抜き、発炎筒をスリ薬でこすって、大きなマッチをするような要領で点火します。車の後方数十mの場所に置き、素早く離れましょう。
発炎筒の発火時間は、約5分程度です。その間に三角停止表示板を開いて設置し併用すると、より、後続車に目立ち効果的です。
なお、事故などでガソリン漏れをしているときには、事故現場近くで着火するのは避けましょう。
(2011.8.22更新)
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