花粉症というと、春先のイメージが強いのですが、最近は春だけではなく秋の花粉症というのもありますので注意してください。
秋の花粉症は、ヨモギやオオブタクサと呼ばれる草、セイタカアワダチソウなどが原因であると考えられています。
季節の変わり目と重なることもあり、鼻風邪と思っていたら花粉症だったという例も少なくありません。秋口にくしゃみや鼻水が止まらないと思ったら、一度耳鼻咽喉科にいき花粉症かどうか検査してもらいましょう。
そこで、花粉症の自覚がある運転者は、予防対策を万全にしておきましょう。
秋の花粉症の原因植物は、高さがせいぜい2メートルしかなく、上空の強い風に乗って数キロ先まで花粉を飛ばすスギやヒノキとは異なり、花粉は数10mしか飛散しないので、原因植物に近寄らないだけでも十分予防できます。
そのうえで、室内では窓を閉め花粉の侵入を防ぐ、外出の際にはマスクや眼鏡を着用する、屋内に入る前に必ず服についた花粉を払い落とす、外出から帰ったらうがいを実施する等を徹底することで、症状を少しでも抑えることができます。
また、車を運転する人は、医師から眠くならない第二世代の抗ヒスタミン薬を処方してもらいましょう。もしも、くしゃみ・鼻水・涙等によって運転に支障がでる場合は、安全な場所に車両を停車して、こまめに休憩を取りましょう。
(2011.10.12更新)
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