皆さんのなかで、運転中にタバコを吸うという人はいらっしゃいますか。
タバコを吸う人は、あまり気にしていないかもしれませんが、運転中にタバコの火の粉が落ちて、それを払おうとしてわき見運転になって事故になることがあります。
私自身もこんな経験があります。先輩社員が運転する車に同乗していると、走行中にいきなり「アッチッチ」と大声をあげて蛇行運転を始めました。びっくりして運転席を見ると、タバコの灰を太ももの上に落として、焦ってそれを振り払うことに躍起になっていました。
幸い、事故を起こすことはありませんでしたが、運転中にタバコを吸うのは本当に危険だなと実感しました。
また、運転中にタバコを吸うことの危険は、灰や火の粉が落ちるだけではありません。ライターで火を点けたり、灰皿で消したりするときに、どうしても「わき見」になるという危険もあります。
「わき見」運転の危険は、今さら指摘するまでもありません。気分転換に一服、という方もおられると思いますが、ハンドルを握っているときは、タバコを控えるようにしませんか。
(2011.12.9更新)
「うっかり事故の危険度をチェックしよう」は、うっかり事故の3大要因である「先急ぎ」「わき見・漫然」「思い込み」の危険度をチェックすることができます。
自分がどのようなときに「うっかり」しやすいかをチェックし、具体的に知ることのできる教育教材です。