12月7日のこの欄で、全国のシートベルト着用率が発表され、後部座席の着用率が低いので、後部座席に座るときには着用を忘れないでください、と紹介させていただきました。
今日は、その延長の話として、チャイルドシートを後部座席に乗せる場合には、しっかりと固定してください、という話をしたいと思います。
先日、栃木県でこんな事故がありました。
畑のなかにある見通しのよい交差点で、34歳の女性が運転する車と、31歳の男性が運転する乗用車が出合頭に衝突しました。
この事故で、女性が運転する車の後部座席に乗っていた6歳の長女が足を折る重傷を負い、チャイルドシートに座っていた生後2か月の次男がチャイルドシートごと車外に投げ出されて、意識不明の重体となりました。
せっかくチャイルドシートに子どもを座らせていても、シートをしっかりと取り付けていなかったために、効果が発揮できないケースが少なくありません。
チャイルドシートを使用する場合には、しっかりと座席に固定させておきましょう。
(2011.12.16更新)
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