「P S L 」は、何の頭文字かわかりますか?
これは、イギリスでドライバーの安全教育によく使われるキーワードです。
PはPosition、SはSpeed、LはLookをさしています。
「Posjition」は車の位置取りで、どのような走行ポジションが安全かを常に意識しなさいと教えられます。
「Speed」は、文字通り速度のコントロールで、道路状況に応じて、また車線変更や右左折など自分の行動に応じた、余裕を持ったスピードが求められます。
最後の「Look」は、見ること。発進時や交差点進行時などに事前によく確認する、あるいは相手の様子をよく観察することの必要性を指摘しています。
3つのキーワードのなかでも、もっとも重視されているのは、「Look」です。運転時に重要な情報のほとんどは「見る」ことで得られるからです。
運転行動は、きちんと「見る」「確認する」ことが基本です。
(2011.12.21更新)
交差点とその付近は、全事故の5割以上を占める事故多発地点です。
シンク出版では、交差点を「左折」、「右折」、「直進」するときの運転ぶりをセルフチェックし、それぞれの危険度を理解することができる参加型教材、「交差点事故の危険度をチェックしよう」(一般車編とトラック編)を作成しました。