車に乗っていると、歩行者に対して強者意識を持つことが少なくありませんね。これは、トラックなど大きな車に乗れば乗るほど、強者意識が強くなります。
言うまでもなく、道路交通法には「車を運転していて歩行者の側方を通過するときに、安全な間隔を保持するか、徐行しなければならない」など、歩行者の保護義務規定が定められています。
しかし、運転者のなかには、歩行者に対して保護するどころか、「さっさと渡れ」とか「自車を先に通らせろ」と威嚇する人もいるようです。挙げ句の果てに、このような威嚇運転をしていることに自覚がない人もいます。
このような運転をしていると、歩行者のほうは危険を感じますので、車を先に行かせたりしますね。
今までに、歩行者から道を譲られるような素振りをされた記憶があるならば、あなたの運転が歩行者に信頼されていない証拠かもしれません。
皆さんは心当たりありませんか。
もし、思い当たることがあれば、今日からすぐに歩行者保護の運転に徹し、歩行者から信頼される「安心運転」を励行してください。
交通事故については意識するものの、交通違反については「小さな違反ぐらい…」と甘く見ている人が多いようですが、いずれは事故につながります。
「交通違反のリスク診断」は、56の質問選択肢に「ハイ」、「イイエ」で答えて、「スピード違反」や「通行区分違反」など、どのような違反を犯しやすい危険性があるかを自己チェックすることができる教材です。