「運転マナーを向上させましょう」と言うのは簡単なのですが、実際に実行するのは容易ではありません。
というのは、日頃から自分の運転マナーが良いのか悪いのかを考えていないために、自分の運転でどこが問題なのか、どのように改善すれば運転マナーが向上するのかわからないからです。
自分の運転マナーを考える場合には、いちばん手っ取り早い方法は、歩行者の立場で、他の人の運転マナーを観察することです。
自分が歩行者になったとき、不快な思いをしたことを考えてみてください。たとえば、次のような経験はありませんか?
・横断歩道を渡ろうとしたら、その前を車両が強引に通過した
・横断歩道を歩っているのに、止まってくれなかった
・信号待ちの車が、横断歩道をまたいだ状態で停車していた
・雨の日に泥はね運転をされた。
・歩いているすぐ側をスピードを出して通過した
もし、このようなことがあるなら、自分が運転するときにはそういうことをしないことが、運転マナーを向上させることにつながっていきます。
このような迷惑を受けたことがあるなら、運転する立場に立って、そうした運転をしていないかを振り返ってみましょう。
(2012年1月26日更新)
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ドライバーのマナーとモラルが向上することは、物流会社の印象をアップさせ、更には運送業界全体のイメージの向上につながっていくため、とても大切です。
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■監修:酒井 誠(一般社団法人日本トラックドライバー育成機構代表理事)