河川の両岸に一段高くなっている道路がありますが、こうした道路は一般的に堤防道路と呼ばれています。毎朝、堤防道路を通勤などに使っている人も多いのではないでしょうか。
堤防道路は、信号機もなく、交差点も少ないので走りやすいと思い、ついスピードを出し過ぎがちですが、この時期は意外と早朝の事故が目立ちますので、注意してください。
一つは、道路が凍結していることです。
雪が降っていなくても川沿いは水分が多く、非常に冷え込んだ凍みる朝は、うっすら霜が凍結した状態になっていることがあります。そこをいつものような感覚で走行していると、スリップして道路外に転落したりすることがあります。
あまりにも路面が凍結しているようでしたら、堤防道路の走行は控えたほうが無難です。
もう一つは、犬の散歩などをしている歩行者です。
寒い時期でも河原で犬の散歩などをしている歩行者がいます。誰もいないと思い込んで漫然と走行していると、下から突然堤防道路に上がってきて横断することがあります。
早朝だから、歩行者などいないだろうと漫然と走行しないように注意しましょう。
(2012年2月15日更新)
多発するバック事故にお悩みではありませんか?
「自分で気づこう!!バック事故の危険」は「大きな事故は起こさないが、駐車場などでバックする時にコツンと当てたりするんだけど…」といったお悩みに答える教育教材です。
4つの運転場面の俯瞰図をみて、設問に答え、バック走行する際の自身の危険性に気づき、バック時の注意点を理解することができます。